まだ座ったまま仕事してるの?
みなさんパソコンを使うときは椅子に座っていると思います。
もしくはベッドに寝転がっている人もいるかもしれません。
しかし、悪い姿勢でずっとパソコンを触っていると、余計に疲れたり、肩こりや頭痛などになりやすいです。
実は、座りすぎの弊害は、今や国家レベルでガイドラインがひかれるほど問題視されております。
具体的には、2009年のアメリカの調査では、一日6時間以上椅子に座っている人は早期死亡率が40%アップするとのこと。
イギリスの公衆衛生サービスの発表では、最低でも一日2時間は立つことで総死亡率は大幅に下がる。
最終的には立つ時間を一日4時間まで伸ばすのが理想とのことです。
スタンディングデスクで仕事スピードUP!
スタンディングデスクとは
スタンディングデスクとは、文字通り立ったまま作業する机です。
最近ではグーグルやフェイスブックなどのIT企業でも導入されており、イギリス政府がオフィスワーカーへの使用を広く推奨している「スタンディングデスク」が仕事スピードが速くなるのでおすすめです。
でも、立ったまま作業なんて疲れそうですよね。
ところが、いざやってみると意外なほどに楽で、数日で慣れてしまうとのこと。
ただし、同じ姿勢で座り続けるのがよくないように、同じ姿勢で立ち続けるのも体によくありません。30分おきに姿勢を変えたりウォーキングをするとよいそうです。
スタンディングデスクの効果
意思決定までの時間を測定した実験で、立ったままの状態と、座ったままの状態では、立ったまま考えた人のほうが33%早く決断を行っているということがわかったそうです。(ミズーリ大学のブルードーン博士)
南カリフォルニア大学のバーカイン教授の実験では、立ち上がることで体の血行が良くなり、大脳が活性化するので、考え事は立って行ったほうが良いとのこと。意思決定が15~20%早くなる効果が見られたそうです。
2016年にテキサスA&M大学が行った実験では、脳の実行機能(決断能力)とワーキングメモリ(脳のメモ帳)に改善が見られたとのこと。
立って仕事をすると、脳がパワーアップし、仕事が早く終わります。
スタンディングデスクを使ってみよう
スタンディングデスクを導入すると、意思決定のスピードが上がり、決断力がUPすることは間違いないようです。
毎日10時間働いている人は、同じ仕事が7~9時間で終わるようになります。
ぜひ皆さんもスタンディングデスクを導入して仕事を早く終わらせましょう!